好感を持たれる夏のクールビズパンツ5選
汗臭いサラリーマンでいっぱいの通勤時の満員電車・・・。せめて、服装が爽やかであれば、居心地も随分マシになるはず! 今回は「好感を持たれる夏のクールビズパンツ5選」をお届けします。
即卒業したいリーマンビズ(なんちゃってクールビズ)
真っ先に卒業したいクールビズといえば、なんといってもスーツパンツに半袖シャツを着ただけのリーマンビズ(なんちゃってクールビズ)。夏のサラリーマンの典型的な出で立ちですね。
いまドキッとした方も多いと思いますが・・・とはいえ、いきなり服を全部変えるのは難しいですよね? まずは週一回、たとえば定時退社日など、これからご紹介する新たな装いで通勤してみてはいかがでしょうか?きっと仕事に行くのも、退社後の時間も楽しくなりますよ!
1.霜降り感のあるスラックス
クールビズのパンツといえば、グレー・ネイビーが定番。しかし、ビジネスシーンにおける定番色も、ちょっとしたことで差別化が可能です。
たとえばこんなパンツ。異なる色の縦糸と横糸で織られた生地は、柄がなくとも存在感がグッと増します。
その様相は、A5ランクの高級肉のような霜降りを連想させます(笑)
2. 明るい千鳥格子柄スラックス
無地シャツを引き立てる主役級パンツです。夏の暑さを紛らわす為、軽さを感じさせる明るい色が好ましいです。
小さなチェック柄(千鳥格子)が入っているので、生地が明るくても、柄の色が引き締めて、明るすぎることはありません。
ただし、柄が細かいシャツと合わせる場合、パンツと細かい柄同士でケンカしてしまいますので、注意が必要です。
また、着こなしの留意点はサイズ感覚です。 この柄はクラシック柄と言われ、昔からある柄なので、大きめゆったりのサイズ感では古めかしい印象になってしまいます。
3. ウィンドウペン柄パンツ(ネイビー・グレー)
ザックリしたシンプルなブロックチェック柄をウィンドウペンと言います。
チェック柄を構成する線が細いので、柄自体は大きいですが、個性が強すぎることはありません。
このパンツの良さは、合わせられるシャツの種類が豊富だということ。 無地シャツはもちろん、柄が細かいシャツも合わせられます。
パンツの柄がザックリなので、細かいシャツの柄であってもぶつからないわけです。
なお、チェック柄を構成する線が太くなるにつれて、主張が強くなりますのでご注意ください。ウィンドウペンならなんでもいいというわけではありません。
4. 白パン
今ではカジュアルで必須の定番となった細身の白パン。
業界・職種によっては、ビジネスシーンでも許されるのではないでしょうか?
爽やかさ抜群ですが、溢れるカジュアル感を抑えるため、あえてニットタイを合わせてみたりすると、「ドレスコードは守っています!」というメッセージも伝わりますね。
5. コードレーンのパンツ
バーコードのような細かいストライプ柄が入ったコードレーン生地で作られたパンツ。
表面の凸凹が、エンボス加工のようになっており、肌に直接触れる生地面積が通常のパンツの半分になります。つまり、生地が脚に貼りつく、あの嫌な感じがありません!
パンツ自体が明るいので、クールビズ期間だから許されるダークネイビーシャツ・ポロシャツを合わせてみてはいかがでしょうか。
(参考)ウール以外でおすすめのパンツ素材
コードレーンパンツやチノパンなど、スーパークールビズ時代ではサマーウール以外のパンツも選択肢となります。 しかし、綿100%はシワがつきやすいのが欠点です(^_^;
そこで、このタイプのパンツを買う場合には、ポリエステル・ポリウレタンという素材が混紡されたタイプをお薦めします!
ということで、クールビズに合わせるパンツに関しては、このサイトでは毎年取り上げていますし、ファッションテキストもクールビズで毎年作成しているので、ぜひ参考にしてみていただければ幸いです。
【この記事は、エレカジのパーソナルスタイリスト養成講座卒業生の藤田治郎が書きました!】