ネイビーストライプスーツの着こなしポイントは?
ストライプのスーツは、無地のスーツほど堅苦しくなく(フォーマル度が下がる)、チェック柄ほどは遊んでいない、という、まさに日常のビジネス用途にピッタリなバランスを持ち、かつ、柄自体に引き締める力があるところが特徴です。
ですが、着ているビジネスマンがあまりに多いので、何となく差別ができずに、没個性的になりがちですよね・・・。
その中でも、特に差別化しにくいのが「ネイビーのストライプスーツ」だったりします。
今回は、その「ネイビーのストライプスーツ」の着こなしについて、コーディネート事例のスナップ写真を見ながら考えてみます。ポイントは、「Vゾーンの存在感をいかに作るか」です。
はっきりとしたストライプ柄が印象的なこちらのスーツには襟や袖口とボディーの部分が別のデザイン特徴的な、『クレリックシャツ』がおススメです。また胸元のネクタイも特徴的なニットタイで組み合わせています。
またニットタイで生地感を演出するのも遊びゴコロがあって面白いですね。
スーツやワイシャツのツルツル感とネクタイのザラザラ感。女子ウケ抜群です!
こちらはネイビーのチョークストライプのスーツにボタンダウンのクレリックシャツを合わせたコーディネートです。胸元のネクタイが黒をベースにしたレジメンタルタイになっています。
チョークストライプとは、名前の如くチョークで線を描いたような太い縦縞の線のデザインのことです。線が太いためインパクトも強いのが特徴ですが、その分重厚感のあるスタイルにはもってこいです。ダブルのスーツなどにもよく見られるストライプ柄になります。
こちらのクレリックシャツはボディー部分が赤のストライプで仕上がっているため、一見すると、ストライプ×ストライプでキツいイメージがしがちですが、黒ベースのネクタイがVゾーンをしっかりとまとめており、キツさは一切感じさせません。
相手の視界にまっ先に入るVゾーン。 ここからしっかりと整えていきましょう。
こちらは、細いペンシルストライプ柄のネイビースーツに、クレリックシャツを合わせたスタイルです。胸元のVゾーンは白をベースにしたレジメンタルタイ。
タイは白を基調としているので、同じレジメンタル柄のスタイルでも、ネクタイらしさを感じさせないコーディネートになっています。
レジメンタルのネクタイのデザインがスーツと同じネイビーに合わせてあるため、統一感を出すことができます。
こちらもVゾーンで差をつけるアイテムの一つですね。
いかがですか?
Vゾーンの作り方に関しては、このサイトでもよく取り上げているので、下の関連記事や、エレカジのFacebookページなどをチェックしてみてくださいね!
【この記事は、エレカジのパーソナルスタイリスト養成講座卒業生の柏木恵介が書きました!】