スーツのパンツをクールビズに使わない理由
スーツの一部としてのパンツ(スラックス)は、同じ生地のジャケットと合わせることが前提なので、パンツ単体だとはあまり存在感や表情がないことが多いです。
そこで、スーツのジャケットを脱ぎ、青やピンクのワイシャツを着るとしましょう。すると、色の面積が大きくて上半身が目立つ割に、下半身が地味になりすぎ、おかしなバランスになってきます。
なので、クールビズをワイシャツ+スラックスのスタイルで行くなら、下半身にも存在感のあるパンツを選ばないといけないんです。
存在感を出すには素材、色、柄、などいろんな方法がありますが、ビジネスのTPOを考えればやり過ぎは禁物。
同じ夏物生地のウインドーペン柄ですが、右は存在感がありすぎで、合わせるのに苦労します。左のスラックスでも、ビジネスで着るなら存在感は充分。遠目では無地に見えるようなものでも、確実に見る人に「スーツのパンツそのまま」との違いは伝わっているものなんです。
では今年(2015年)、あなたはどのスラックスを買って、どう着こなすべきか。そこから先はエレカジの買い物同行サービスを受けていただくか、出たばかりの『クールビズ着こなしBOOK2015』を読むことをオススメします(^_^;